時々つま先の親指の端っこが痛くなるのですが、常に痛むという程ではありません。巻き爪を自分で治す方法を教えてもらうことは可能でしょうか?
軽度であればセルフケアで改善する場合もありますが、爪の状態に合ったやり方、正しいやり方をしなければ悪化する可能性もあります。
巻き爪は症状(痛み・炎症・出血の有無)や、爪の特徴(形・厚さ・大きさ)、ご希望(痛くない方法、時間をかけたくない)によって適した対処方法が異なります。自分で治そうとしている方は、ぜひご参考ください。
症状(痛み・炎症・出血の有無)
時々痛くなるということは、爪が皮膚に食い込んでいて物理的に痛いのもしれませんが、炎症を起こしているから痛いのかもしれません。医師でない限り、その状況判断を自分でするのは危険です。炎症がある状態であれこれセルフケアを行うと炎症がさらに悪化してしまう事があります。痛みが小さくても炎症や出血がある場合は、近くの病院の皮膚科を受診して必要な治療を受けることをおすすめします。
爪の特徴(形・厚さ・大きさ)
軽度の巻き爪であれば、深爪をしない爪の切り方(スクウェアカット)や、やわらかい綿(コットン)を爪と皮膚の間に入れて、爪を浮かせて痛みを和らげる等のセルフケアは可能かと思います。しかし、爪が薄い方は綿を詰めすぎると爪が割れることがあるので注意が必要です。
市販の巻き爪矯正グッズを購入して治す方法もあります。しかし、爪の形・厚さ・大きさは人それぞれです。ご自身の爪の大きさに合ったサイズがあるのかどうか、爪の薄さや硬さについて使用上の注意書きがないかなど、しっかり確認するようにしましょう。たまにある事なのですが、爪の薄い方がセルフケアで爪を割ってしまうケースがあります。また、爪が厚い方(肥厚爪など)は、爪が巻いてしまうと市販グッズで治すことは困難です。
正しいセルフケアで巻き爪予防!
コットンやテーピング、市販の巻き爪矯正グッズを使った方法など、自分でやった方が痛くないとは限りませんが、巻き爪を予防する上でも日頃のセルフケアはとても大切です。正しいセルフケアの方法や予防方法については、下記のページでまとめてご紹介していますのでご参考ください。