巻き爪ケア・原因と予防法

巻き爪の原因や対処方、予防法についてご案内します。
ドクターネイル爪革命®は、全国約50拠点で巻き爪ケアをしています。こちらのページでは、巻き爪が痛くなった時に必要な知識や、巻き爪を予防する正しい爪の切り方をご紹介します。

巻き爪(まきづめ)とは

ドクターネイル爪革命に来店した弯曲爪の方の症例写真

巻き爪とは、爪の端が内側に巻き込んだ状態のことです。巻いた爪が肉に食い込み、時には炎症を起こして、激しい痛みを伴います。

痛くて靴が履けない、爪を切れないなどの悩みを抱えることがあります。痛みがひどくなると、不自然な歩き方になったり、肩こりや腰痛などを引き起こすこともあります。軽度のうちに対処をすれば、その分早く改善していきますので、気になったら早めにご相談ください。

巻き爪のタイプ

巻き爪には様々なタイプがありますが、代表的な2つの変形をご紹介します。
陥入爪と弯曲爪の違い

(1)陥入爪(かんにゅうそう)

爪の両脇の角が指の肉に深く食い込んだ状態を「陥入爪」(ingrown nail)といいます。爪が食い込んだ部分に強い痛みが生まれ、炎症を起こすとさらに痛みが激しくなります。

(2)弯曲爪(わんきょくそう)

爪が全体的に内側に巻いた爪を「弯曲爪」(pincer nail)といいます。
弯曲爪

爪先を前方から見ると、逆U字型やアルファベットのCのように見えます。さらに曲がり方が強くなると「のの字」型や円形に近くなります。変形が強くなると痛むこともありますが、外観の変化だけで痛みや腫れなどの症状がない方もいます。

巻き爪の原因

なぜ、巻き爪になるのでしょうか?
巻き爪を繰り返さない為には、何が原因となるのかを知ることが大切です。

もともと爪は、内側に巻いていく性質があります。その反対に、外部から「爪を広げる力」が加わっています。この2つの力のバランスによって正常な爪の形が維持されています。
「爪を広げる力」とは、例えば、歩いている時に地面から指先、指先から爪へと加わる圧力のことです。
巻き爪にならない力のバランス

巻く力の方が強くなることで、巻き爪が起こると考えらえています。巻き爪の原因になりやすいのは、次の8つです。

【1】 間違った爪の切り方(深爪)

深爪をしていると、地面から圧力を受ける爪の面積が小さくなり、爪を広げる力が弱くなります。また、深く爪を切ることによって、抑え込まれなくなった爪先の肉や皮膚が盛り上がり、爪が伸びる方向に対しての壁になります。肉の壁ができた状態で爪が伸びようとするので、爪が内側に巻きやすくなります。

【2】 靴による圧迫

窮屈な靴や、爪先が細い靴を履いていると、爪の端に横から圧力が加わります。巻く方向に圧力が加わることにより爪がカーブしていきます。靴を履いたまま長い間仕事をしていると、爪が圧迫され続けるため、巻き爪になりやすいと言われています。

【3】 運動やスポーツ

爪先に激しい負荷がかかるスポーツをしていると、爪周辺の肉の部分に炎症を起こすことがあります。そこが盛り上がってしまうと、爪の端が圧迫されます。また、痛みをかばうような歩き方をしていると「爪を広げる力」が弱くなります。その結果、巻き爪になることがあります。

ダンス、バレーボール、サッカー、バスケットボール、テニス、ジョギングなど、つま先に大きな負荷がかかる運動や、瞬発力を必要とするスポーツをする方は注意が必要です。

【4】 歩行不足・歩き方

足の爪は先端にいくほど、自然に内側へ巻くような性質があります。歩くことで爪の下から上に向かう圧力が生じ、爪は普段から平らに矯正されているのです。痛みをかばう様につま先に体重をかけない歩き方をしていたり、歩く機会が少なくなると、爪の下からの圧力が不足し、爪が巻きやすくなります。

【5】 肥満、妊娠(急激な体重の増加)

体重増加と共に足の爪周りの皮膚・肉にもボリュームが出ます。ボリュームが増すことで靴から受ける圧力も強くなります。爪が指の肉に押されて「巻く力」が強くなります。

また、妊娠してお腹が大きくなると、前に倒れないようにかかとに重心が乗せるので、指先が浮き足になりがちです。爪の下からの圧力が減り「爪を広げる力」が弱くなることで爪が巻きやすくなります。

【6】 加齢

爪は加齢によって厚くなります。厚くなると爪全体に水分が届きづらくなり、爪が硬くなります。加齢と共に歩く回数が減ったり寝たきりになると、爪の下から受ける圧力が弱くなって爪が巻きやすくなります。

【7】 爪の形状(遺伝的要素)

巻き爪がそのまま遺伝するということではなく、”巻きやすい“という爪の形・性質が遺伝することも原因の1つです。厚さや硬さをいった爪の性質は人によって様々ですが、親から遺伝している場合が多いようです。ご両親のいずれかが巻き爪の症状に悩まされている場合は、他の人よりも巻き爪になるリスクが高めだと思ったほうが良いかもしれません。

【8】 爪水虫

爪白癬(つめはくせん)と呼ばれる爪の水虫が原因で、巻き爪が引き起こされる可能性があります。(※この場合、病院の皮膚科でみてもらいましょう。)

あなたの爪が「巻き爪」になってしまう原因は見つかりましたか?
自分自身におきている事を把握することは、巻き爪の予防にも役立ちます。

巻き爪の対処法

巻き爪の足の悩みをドクターネイルの巻き爪ケア

「巻き爪が痛い!」「痛くて歩けない!」そんな悩みを抱えている方は、どのような対処をしたら良いのでしょうか?

もっとも重要なのは「状態の見極め」です。軽度の場合と重度の場合とでは、対処法の選択肢が違います。

フットケアサロンの巻き爪ケア

まず、当フットケアサロンの巻き爪ケアをご紹介します。フットケア専用の機器を取り揃えた環境で有資格者が巻き爪ケアを行います。

足の状態確認・カウンセリング

足や爪の状態を確認しながらヒアリングを行います。爪の形や厚さ、傷口や炎症がないか等をチェックしていきます。(もし傷口や炎症がある場合は皮膚科をご案内します。)

フットバス(足湯)・爪の掃除

足や爪を洗います。爪アカを取り除くなど、必要な前準備を行います。爪が肥厚している場合には矯正が難しくなるので、肥厚した爪を専門のマシンで削ってから巻き爪の矯正ケアを行います。

状況に応じた巻き爪ケア

巻き爪ケア画像

この動画の巻き爪ケアの場合、専用の器具を使って内側に巻き込んだ爪を優しく外側に開いていきます。爪を健康な状態に矯正し、正常な状態に伸びるように促します。器具は2~3週間に一度交換する必要があります。

所要時間は15分前後です。爪が皮膚から離れた部分にフックをかけ、引っ張って器具を取り付けます。ケアの後も痛みがなく、その日からお風呂も入れます。引っかかりが無いようコーティングしますのでスポーツも可能です。

様々な対処法 ~セルフケア~

次に、巻き爪になった場合の様々な対処法をご紹介します。セルフケアにも様々な選択肢があります。巻き爪は、軽度なうちに症状に合わせて早めに対応することが大切です。

爪を適度に伸ばす【軽度対象】

極端な深爪をしている場合、コットンパッキングやクリップなど選択できない対処法が増えてしまうので、まずは爪を適度に伸ばすことも自分で出来る重要な対処法の1つです。

爪切り(スクエアカット)【軽度対象】

爪を切らずに長くしていると、外部から爪に圧迫を受けやすくなります。適切な爪切りをして対処しましょう。深爪にしたり爪の端の部分を丸く切ってしまうと、指の肉に爪が食い込みやすくなってしまいます。爪を四角くカットすることにより、巻き爪の予防になるだけでなく、軽度の症状であれば改善されることもあります。

コットンパッキング【軽度対象】

巻き爪の最も簡単な応急処置としてよく行われる方法にコットンパッキングがあります。お風呂上りなど、爪が柔らかくなっているときに、米粒程度に丸めた乾いたコットンをピンセットで爪の角と肉の間に入れます。食い込んだ爪を指の外に出すように持ち上げる方法です。

コットンパッキングをすることで、爪と肉の部分にすきまができます。これを繰り返すうちに、爪の角が上に伸びて肉に刺さらなくなり、痛みも緩和されます。

ポイントは、一度にたくさんの綿を詰めないことです。 無理に綿を詰め込むと爪が折れてしまい、皮膚の中にトゲ状の爪が残り、皮膚を傷つける恐れがあります。爪が薄い方はコットンを少しずつ詰めるようにしましょう。

テーピング【軽度対象】

軽い陥入爪の場合、テーピングで皮ふを引っ張って皮ふを爪から離す方法があります。くい込まれている指の皮膚を、外に引っ張るか、下に引っ張り、爪と皮膚の間に隙間を開ける方法です。

テープを爪が食い込んだ皮ふに貼って、その後らせん状にねじりながら引っ張りつつ趾にテープを貼ります。爪を切りすぎて生じたような一過性の陥入爪であれば、このテーピングで十分改善が期待できます。

巻き爪用クリップ【軽度~中度対象】

巻き爪用のクリップを使い、爪を矯正して伸ばす方法です。一般医療機器として市販されており、自分で付け外しができるメリットがあります。クリップの両端にあるフックを爪先に引っ掛け、テープで固定するだけの簡単な矯正方法です。形状記憶合金の元に戻ろうとする力で、曲がった爪を伸ばそうとします。ただ、深爪をしていると装着できません。爪の形・大きさ・厚さによっては別の対処が必要です。

専門知識と技術が必要な巻き爪ケア

知識や技術において認定を受けた有資格者が行える巻き爪ケア

プレート矯正法【軽度~中度対象】

軽度~中度の巻き爪に対して、有効なケア方法として「プレート法」があります。言葉の通り、爪の表面にプラスチックや金属等のプレートを貼り付けて、その引っ張る力で巻き爪を矯正します。プレートを接着剤で爪に固定するだけなので、痛みがなく、負担の少ない方法です。矯正力がワイヤーに比べ弱くプレートが爪から外れてしまうことがあります。爪が丸まって硬い場合はワイヤーが刺せない事があるため、一旦このプレートで弯曲を改善する際にも用いられます。

ワイヤー矯正法【軽度~中度対象】

爪に形状記憶合金ワイヤーを取り付け、ワイヤーの力を利用して巻き爪の食い込みを引き上げ、痛みを緩和します。爪の食い込みによる痛みを軽減しつつ、ワイヤーが日常生活の邪魔にならないようにコーティングして矯正していく方法です。巻き爪の厚さや状態により違いますが、2~3カ月で良くなる人もいれば、半年やそれ以上かかる人もいます。巻き爪の状態に応じた技術と経験が必要です。

※出血・化膿している場合は、最低限の外科的な処置は必要です。その場合は医師がいる施設での処置が必要となります。

病院に行く場合は何科になるの?

病院によって違いはありますが、一般的には皮膚科や整形外科となります。

爪は皮膚の一部になるので一般的には皮膚科に行けば良いのですが、化膿していたり、症状がひどい場合には、形成外科や整形外科を紹介されることがあるようです。

ドクターネイル爪革命では、上記の対処法のうち爪切り、コットンパッキング、プレートやワイヤーを用いた矯正法(爪に穴を開けない方法)など、医療行為以外の巻き爪ケアを行っています。

巻き爪ケアのビフォーアフター

巻き爪の改善例

巻き爪の予防法

巻き爪は自然に発生するものではなく、人為的な原因で発生するものです。私生活で爪を切る時の習慣として、正しい爪の切り方を意識をすると予防につながります。

【1】正しい爪切り

巻き爪を予防する爪の切り方

爪切りは最も大切なセルフケアです。巻き爪になった場合、どのように爪を切れば良いのか困ったことはないでしょうか?爪が肉に食い込んで痛みを感じると、少しでも痛みを軽減しようと考え、爪の端を深く切ってしまう方がいます。

しかし、爪を深く切ることはかえって逆効果。切ったときは、食い込みが軽減されて痛みは治まりますが、再び爪が伸びる時に以前よりも食い込んで悪化することがあります。巻き爪に悩む方にとって、深爪は決してやってはならない爪の切り方なのです。

巻き爪を予防したい方には、上図のようなスクエアカットがおすすめです。スクエアカットは、皮膚から水平に切って角を残す切り方です。特に、爪の左右の端の部分を切り過ぎないように気をつけましょう。爪は曲線で切るのではなく、まっすぐ四角にカットする方が巻き爪になりにくい切り方です。

また、爪を伸ばしすぎるのも巻き爪の原因となるので、爪先の白い部分を1ミリ程度残すようにしてこまめに整えるようにしましょう。

深爪をしないことと、爪を伸ばしすぎないこと。この二つに注意していれば、巻き爪は起こりにくくなるでしょう。巻き爪用の爪切りを選ぶと良いかもしれませんね。

【2】靴のサイズに注意する

次に、巻き爪を防ぐための重要なポイントは「適切なサイズの靴を履くこと」です。小さ過ぎる靴は論外ですが、大き過ぎる場合にも、歩く際に足の親指が動いて靴にぶつかってしまい、結果として巻き爪になることがあります。一般的に、指先の余裕は5~10mmが最適と言われていますが、自分の足型や「土踏まず」がきちんとフィットしていることを確認することが大切です。

女性は靴を選ぶ際、履き心地よりも見た目を重視することがあるため、そうした靴が足に多大な負担を掛けてしまうことを覚えておきましょう。

よく誤解をされてしまうのですが、爪は本来柔らかいものなので、両側から強く圧力を掛けられると変形してしまいます。ハイヒールなど、靴の爪先が急に狭くなっているような形の靴は、親指と小指の両側から強い圧力が掛かってしまうので、出来るだけ避けた方が良いでしょう。

【3】適度な歩行運動

爪は、放っておくと自然に内側へ曲がる性質があります。歩行によって常に下から圧力をかけることが、平らな爪を維持する上で重要です。適度に歩行することは、巻き爪の予防になります。

巻き爪を治したい方へ

巻き爪で懸念されることは、放っておくことによる症状の悪化です。

「痛いけど我慢できる、いつか自然に治るだろう」と自己判断をするのは危険です。放置したことによって更に悪化するケースは決して少なくはありません。

また、「巻き爪 治し方」とインターネットで検索し、巻き爪を自分で治そうとしたら悪化させてしまった、という方もいらっしゃいます。ネット上の他人の体験談を信じ込まないようにしてください。仮に悪化しても責任を取ることはないからです。ご自身の状況に応じて、医師や専門家に相談することをおすすめいたします。

病気や怪我と同じように、対処が早ければ早いほど効果的です。痛みを感じていなくても、なにか「変だな」と感じることがあればお気軽にご相談ください。

悩みを解決するためのカスタマーサービス

爪の食い込みが気になる方、違和感を感じつつ放置してしまっている方は、ドクターネイル爪革命の相談窓口をご活用ください。

巻き爪ケアのご案内

この記事を書いた人
甲斐 充
プロフィール

・ドクターネイル爪革命 本店勤務(店長)
・シックネイルケアセラピスト®有資格者
・(一社)国際コ・メディカルアンドヘルスケア協会理事

魚の目・巻き爪・肥厚爪など、足の悩みを抱えた方へ各種ケアを行い、年間利用者は約2,000件。再発防止のアドバイスにも尽力。

ご注意ください

※当サイトより得られる情報やサービスは、あくまで一般的な医学知識の情報を元に掲載しているものであり、 利用者の個別具体的な症状等を踏まえた診断を行うものではありません。利用者様の個別具体的な症状等については、必ず医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにしてください。

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