7割以上の介護者が「被介護高齢者が“肥厚爪”になった」と回答

2007年に総人口における65歳以上の割合が21.5%となり、“超高齢社会”へと入った日本ですが、内閣府の「令和2年版高齢社会白書」によると、令和元(2019)年10月1日現在、65歳以上人口は3,589万人となり、高齢化率も28.4%と、さらなる高齢化が進んでいます。
(参照:https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/zenbun/pdf/1s1s_01.pdf

また、65歳以上の者の要介護者等数も年々増加しており、平成29(2017)年度末で628.2万人と、平成20(2008)年度末の452.4万人から175.9万人増加しています。
(参照:https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/zenbun/pdf/1s2s_02.pdf

要介護(要支援)認定者の増加に伴い、介護に従事する職員数も、平成29(2017)年度は、平成12(2000)年度(54.9万人)の約3.4倍の186.8万人と、大幅に増加しているものの、依然として介護職員の不足感は高まっており、有効求人倍率は全職業に比べ高い水準にあると言われています。

高齢化の波は今後も続くと見られているため、介護職員の需要もますます高まるでしょう。
また、介護職には就いていなくとも、親の介護など日々介護に携わっている方も多いと思います。

現在高齢者の介護をなさっている方は、どのようなことにお困りで、どのような解決策を望んでいらっしゃるのでしょうか?
また、介護に役立つ資格の需要はどれくらいあるのでしょう?

そこで今回、フットケア専門店「ドクターネイル爪革命®」https://dr-nail.jp/)を運営する在宅医療マッサージ株式会社は、現在高齢者の介護に携わっている20代~50代の男女を対象に、「高齢者の介護と資格取得」に関する調査を実施しました。

介護者も被介護者も健やかな生活を送るためのヒントが見えてきましたので、是非参考になさってください。

PRTIMESでプレスリリース配信中

ドクターネイル爪革命を運営する在宅医療マッサージ株式会社では、PRTIMESを活用してプレスリリースを配信しています。
今回の記事は、30以上のインターネットニュースメディアに転載されております。

◆本記事を掲載頂いたメディアを一部ご紹介

朝日新聞デジタル&M/infoseekニュース/エキサイトニュース/News Cafe/東洋経済オンライン/産経ニュース/日本ビジネスプレス/現在ビジネス/ニコニコニュース/BIGLOBEニュース/PRESIDENT Online/All About NEWS/時事ドットコム/Cubeニュース/その他

今後も消費者動向を調査し、加盟店の皆様に役立つ情報を配信してまいります。

調査概要 : 「高齢者の介護と資格取得」に関するアンケート

調査日 2020年9月8日(火)~ 2020年9月9日(水)
調査方法 インターネット調査
調査人数 1,024人
調査対象 現在高齢者の介護に携わっている20代~50代の男女
モニター提供先 ゼネラルリサーチ

高齢者の介護で困っていることとは…?


日々、高齢者の介護をなさっている方は、どのようなことにお困りなのでしょうか?
まずはその辺りから探っていきましょう。

「高齢者の介護を行う上で困っていることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、
『入浴・洗身(41.4%)』という回答が最も多く、次いで『排せつ時の介助(33.1%)』『食事の用意(27.8%)』『食事の介助(23.8%)』『外出時の付き添い(23.0%)』『爪のケア(22.0%)』と続きました。

入浴・洗身、排せつの介助、そして食事は毎日必ず行うことのため、介護者の負担も大きいようです。
また、外出時の付き添いや爪のケアが負担となっている方も少なくないことが伺えます。

■以降の結果はこのようになりました。
『身だしなみのケア(21.8%)』『衣服の着脱(18.4%)』『階段の上り下りの介助(17.3%)』『特に困っていることはない(13.3%)』『その他(2.8%)』

被介護者の“爪トラブル”率は想像以上に高い!?

高齢者の介護を行う上でお困りのことが分かりました。
前の質問では、『爪のケア』にお困りと回答した方が2割以上いらっしゃいましたが、介護なさっている高齢者に爪のトラブルが起きたことはあるのでしょうか?

そこで、「被介護者に爪のトラブルが起きたことはありますか?」と質問したところ、6割近くの方が『はい(58.0%)』と回答しました。

被介護者の『爪のトラブル』は、身近に起きていることが浮き彫りとなりました。

■ 被介護者に起きている爪トラブルとは…?

  • 歩行困難なので巻き爪になっている(30代/女性/京都府)
  • 水虫で爪が巻き爪になり爪切りではどうにもならない状態。痛がるし困った(40代/女性/愛媛県)
  • 爪が何層にも分厚くなって、靴下を履く時に引っかかった(40代/男性/埼玉県)
  • 巻き爪の変形した形状。看護師も拒否するほど(50代/女性/大阪府)
  • 爪が剥げてしまったり、巻き爪、爪白癬など(50代/女性/神奈川県)

このように、さまざまな症状が出ていることが伺えます。

高齢者の“肥厚爪”は身近なトラブル!?


身近な場面で起きている被介護者の『爪のトラブル』が分かりました。
前問の回答にもありましたが、爪のトラブルのひとつに、爪が分厚く盛り上がってしまう『肥厚爪』(ひこうつめ・ひこうそう)という症状があります。
『肥厚爪』の原因はさまざまありますが、爪は年齢を重ねていくほどに水分を奪われ、乾燥して弾力を失い、縮み、厚く固くなっていくと言われています。
そのため、『肥厚爪』の症状は、70代や80代などの高齢者に多いのが特徴です。

また、入浴時にきれいに洗わなかったり、爪切りの回数が少ない場合にも起きやすくなると言われています。
爪と皮膚の間に角質(老廃物)が溜まりやすくなり、そこに水虫などが発生し、詰まって厚くなってしまうのです。
こういった理由から、高齢者の中でも被介護者は『肥厚爪』になるリスクが高いと言えるでしょう。

では、被介護者が『肥厚爪』になってしまったことのある方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか?

「被介護者が“肥厚爪”になったことはありますか?」と質問したところ、実に7割以上の方が『はい(75.1%)』と回答しました。

被介護者の『肥厚爪』は、もはや日常的な症状と言っても過言ではないことが伺えます。

『肥厚爪』は悪化するほどセルフケアが困難になっていきます。
一般的な家庭にある爪切りやヤスリで対処ができなくなってくると、厚くなった爪を放置するようになり、さらに爪が厚くなり変色するという悪循環に陥ってしまいます。

セルフケアが困難になってしまった場合、決して放置せずに、足爪ケアのプロに処置を依頼することをおすすめします。

介護に役立つ資格のニーズは高い!?

被介護者の『爪のトラブル』『肥厚爪』にお悩みの方が多いことが分かりました。

高齢者の介護をなさっている方も被介護者も健やかな暮らしができるように、介護関連の資格を取得したという方、これから資格の取得を検討しているという方もいらっしゃると思います。
では、どれくらいの方が資格の取得を目指していらっしゃるのでしょうか?

そこで、「介護に役立つ資格を取得したいですか?」と質問したところ、実に8割近くの方が、『既に資格を取得した(31.2%)』『現在資格の勉強中(21.2%)』『これから資格を取得したい(24.3%)』と、資格の取得に前向きであることが分かりました。

介護に携わる方にとって、専門的な知識やスキルを磨くためにも、資格の取得はもはや当たり前と言えそうです。

介護に携わる方には、どのような資格が人気なのでしょうか?

「取得したい(取得した)資格を教えてください」と質問したところ、
『ケアマネジャー(介護支援専門員)(32.2%)』という回答が最も多く、次いで『介護福祉士実務者研修(25.8%)』『介護職員初任者研修(21.3%)』『レクリエーション介護士(5.3%)』と続きました。

『ケアマネジャー』『介護福祉士実務者研修』の資格が人気のようです。
介護施設などで高齢者の介護に携わっている方にとっては、ご自身のスキルアップのためにも必須と言える資格ですから、これから取得を目指している方は是非頑張ってください。

■以降の結果はこのようになりました。
『シックネイルケアセラピスト(3.0%)』『喀痰吸引等研修(2.7%)』『介護予防運動指導員(2.6%)』『福祉用具専門相談員(2.1%)』『その他(5.0%)』

被介護者の爪のトラブルでも多かった『肥厚爪』を処置できるように、『シックネイルケアセラピスト』の資格取得を検討している方も、少ないながらいらっしゃるようです。

介護しながらの勉強は“オンライン”が理想?

高齢者の介護に携わる方の、資格取得に対する姿勢が見えてきました。
現在介護なさっている方にとって、介護と資格の勉強の両立は非常に大変なことだと思います。
自由な時間が限られる中での勉強ですから、効率良く進められたら嬉しいですよね。
また、コロナ禍の現在は、スクールなども休講したりオンライン授業に切り替えたりしているでしょう。

介護と資格の勉強を両立させるには、“オンライン”“オフライン”のどちらの勉強法が望まれているのでしょうか?

そこで、「介護を行いながらの資格の取得は“オンライン”と“オフライン”のどちらが受講しやすいですか?」と質問したところ、6割以上の方が『オンライン(65.1%)』と回答しました。

日々忙しく介護なさっている方にとって、好きな時に好きな場所で受講できる“オンライン”での勉強が魅力的なようです。

■資格の勉強は“オンライン”が良い!
・家でのスキマ時間でも勉強できるから(20代/男性/福岡県)
・シフト制で勤務形態にバラツキがあるため自分のペースでできることが良いです(30代/女性/埼玉県)
・通う時間などが短縮され、空いた時間に勉強できるので(40代/女性/大阪府)
・コロナ禍の状況なのでオンライン学習で資格取得したい(50代/女性/北海道)

コロナ禍でも安心して勉強ができるということも、“オンライン”の需要に関係しているようです。

資格取得後の展望とは…?

介護の資格の勉強は“オンライン”派の方が多いことが分かりました。
では、資格を取得した暁には、どのようにその資格を活かしたいとお考えなのでしょうか?

「資格の取得によって将来に活かせることを教えてください」と質問したところ、7割近くの方が『働き方の選択肢が広がる(69.0%)』と回答しました。

冒頭でも述べましたが、介護職員の不足感は高まっており、今後さらに加速することが予想されます。
介護職は、人の役に立てる、非常にやりがいのある仕事です。
是非資格を活かして、大いに活躍してください。

■以降の結果はこのようになりました。
『独立開業できる(14.5%)』『社会に貢献できる(14.2%)』『その他(2.3%)』

最後に、資格を取得したら挑戦したいことについて伺いました。

■資格取得後はコレに挑戦したい!
・より多くの人の役に立ちたい(20代/女性/東京都)
・もっと現場で役に立てて、活躍して行けたらと考えている(30代/男性/東京都)
・高齢者の過ごしやすい環境作り(30代/女性/愛知県)
・お年寄りの気持ちに寄り添った介護をしたい(40代/女性/奈良県)
・介護できる人を増やすために講師となって勉強会をする(40代/男性/富山県)
・これからは介護者も増え、当たり前の介護ではなく、学びながらさらに介護者も負担にならない介護をしていきたい(50代/女性/宮崎県)

みなさんの熱い志が、これからの日本を救うと信じています。
大変なことも多いと思いますが、是非頑張ってください。

「爪のケア」の資格を取得して介護に役立てませんか?

今回の調査で、介護の現場の苦労や被介護者に起きやすい爪のトラブルが分かりました。
中でも、『肥厚爪』といった爪のトラブルは想像以上に起きているようです。

『肥厚爪』は高齢者に多い症状ですが、その原因は加齢だけでなく、足に合わない靴や深爪、爪切りの回数などさまざまです。
被介護者が健やかな生活を送るためにも、専門知識を学びたいという方、資格を取得して介護に役立てたいとお考えの方も多いことが分かりました。

超高齢社会は今後さらに加速し、それに伴い、要介護者等数も増加していくことが予想されます。
被介護者も介護者も健康で文化的な生活を送るためにも、専門知識を持った介護者、資格を持った介護者の需要は非常に高まっています。

ですが、特に爪のケアの資格保有者はまだまだ少ないのが現状ですので、現在高齢者の介護に携わっている方はもちろん、これから携わる可能性のある全ての方にとって、爪のケアの資格は大変重宝する資格と言えるでしょう。

奇跡のフットケア『ドクターネイル爪革命®』

『ドクターネイル爪革命®』https://dr-nail.jp/)は、痛い巻き爪や魚の目などの一般的な手・足のトラブルをはじめ、肥厚爪や高齢者のフットケアまでトータルケアができる専門店です。

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