足の親指の爪の端が食い込んでいてズキズキ痛みがあります。巻き爪が痛い時に、自分でできる応急処置について教えてください。
爪と皮膚との間に隙間を作ることで、痛みを和らげる応急処置が可能です。
布テープやコットンを使った応急処置
巻き爪の応急処置として、以下のようなセルフケアがあります。
布テープを使う方法
- 皮膚への圧迫を減らす
絆創膏や伸び縮みする布テープを使って皮膚をひっぱり、爪と皮膚の間にすき間を作ります。
爪が皮膚に食い込む力を小さくすることで痛みを和らげる方法です。「テーピング法」と言われています。
コットンやガーゼを使う方法
- 爪と皮膚を物理的に離す
コットンやガーゼなどを爪の刺さっている部分に詰め込んでクッションを作り、痛みを緩和します。「コットンパッキング法」といわれています。
コットンを詰めすぎないように注意してください。詰めすぎてしまうと、歩いたときに圧迫が強くなって痛みを感じたり、爪が割れてしまうことがあります。
爪と皮膚の間に隙間を作れるならコットンパッキング法。隙間が無くてコットンやガーゼを挟むスペースが出来なければテーピング法で応急処置をすると良いでしょう。
絆創膏を使う方法
テーピング法とコットンパッキング法を組み合わせることで、痛みを和らげることができます。例えば、絆創膏や布テープを痛みのある爪の下へ食い込ませ、爪による圧迫を軽減させることも可能です。
その他の応急処置
温かい水で足浴をする(フットバス)
湯船に足をつけ、爪と周りの皮膚を柔らかくすることで、痛みを和らげます。
消毒をする
爪周りの皮膚に殺菌・消毒成分が含まれた外用薬を塗ることで、感染症を予防します。
適切なサイズの靴を履く
靴が小さすぎないように、適切なサイズの靴を履くことで、爪への圧迫を軽減します。
爪の形を整える
爪を正しい形に整えることで、巻き爪の進行を防ぎます。巻き爪の改善や予防をしたい方には、スクエアカットがおすすめです。
スクエアカットは、皮膚から水平に切って角を残す切り方です。特に、爪の左右の端の部分を切り過ぎないように気をつけましょう。爪は曲線で切るのではなく、まっすぐ四角にカットすることを意識した方が巻き爪になりにくくなります。
病院に行くべき状況
応急処置によって痛みが緩和されたとしても、次のような場合は早めに病院(皮膚科)に行って治療を受けてください。
- 皮膚に炎症がある(化膿している)
- 出血がある
ドクターネイル爪革命の場合
ドクターネイル爪革命は足爪ケアの専門家です。専門知識と技術を学んだ有資格者が、専用機器を使って爪のメンテナンスをしています。爪が薄い方、爪が厚い方、軽度の巻き爪から重度の巻き爪まで幅広く対応しています。施設やご自宅への出張サービスがあることも特徴です。
巻き爪ケアのご案内