インターネットで検索をしている時、魚の目を引っこ抜く方法が書かれている記事を見ました。実際に市販薬を買って自分で出来るものなのでしょうか?
インターネットの記事を読んで真似をするのはやめて下さい。無理に角質を引っ張って真皮層まで裂けてしまった場合、出血や痛みがおこる可能性もあります。
インターネットの情報の中で、フットケアの専門家でない方の記事が検索上位にくることがあります。
「魚の目 引っこ抜く」と検索する方が多いため、Webマーケティング会社が集客目的で動画や記事を作成しているケースがあります。これらの記事を鵜呑みにして真似するのは危険です。
と申しますのも、人によって魚の目ができる場所・大きさ・深さはそれぞれ違うからです。
市販のスピール膏とは、薬剤を皮膚に浸透させてふやけさせるものです。芯が深い場合には、ふやけさせるまで何度も繰り返し薬剤を貼り、2~3日単位の時間がかかる場合もあります。芯の大きさや深さ次第で、長い時間をかけてふやけさせることになります。
その状態で、柔らかくなった皮膚から魚の目の芯を自分で引っこ抜くというのは、不要な角質と正常な角質をきれいに引き剥がすということです。
しかし、必ずしも境目がきれいに剥がれるとは限りません。無理に引っ張って裂け目が真皮層に達してしまえば出血することもあるでしょうし、逆に浅いところで角質が裂ければ、魚の目の芯が残る可能性もあります。
さらにピンセットや毛抜きであれこれ皮膚を傷つけてしまえば、雑菌が入って炎症を起こしてしまうことも考えられます。
もちろん、軽度の魚の目なら市販のスピール膏などで解決することはあります。引っこ抜く方法が書かれている記事を読むと「深い芯でも簡単に取れるようなイメージ」を与えていますが、そんなに簡単ではありません。芯が深くにある方がそれらの記事を読んで悪化させることがないよう、気を付けてください。
ウオノメの芯が深くて痛い場合や、魚の目ではない可能性がある(イボなど)場合には、皮膚科の医師に診てもらうことをおすすめします。
魚の目の芯の取り方(ドクターネイル爪革命の場合)
ドクターネイル爪革命には、水を噴射しながら角質を削る「ドクターネイル式フットケアマシン」があります。フットケアの資格を持つ専門家が魚の目の芯や周囲の固い角質を削ってくれるので、即日のうちに痛みが解消します。
魚の目の芯は皮膚の深い位置にあるため、真皮層を傷つけないように丁寧に確認をしながら、痛みの元となる芯を削ります。