魚の目の見分け方(イボとの違い)

魚の目なのかわからず見ていただけるのかわからないためご連絡しました。
今日お風呂からあがり、右足裏小指下あたりで保湿をする際に皮がポロリと剥けて小さい穴がポコリと空いて不安になりご連絡しました。これは魚の目ですか?イボですか?

画像を拝見したところ、中央に白く角質が硬くなった部分があり、その周囲がやや黄味がかって盛り上がっているように見えます。これは一般的に「うおのめ(鶏眼)」の特徴に似ています。
  • 「足の裏に痛くて硬いできものができた…」
  • 「魚の目だと思って削っても、なかなか治らない」

そんなお悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。

ですが、それは「魚の目」ではなく「ウイルス性イボ(足底疣贅)」である可能性があります。見た目が似ているため、誤って自己処理をしてしまうと悪化したり、ウイルスが他人に感染する恐れも…。

今回は、フットケア専門家として活動するドクターネイル爪革命 看護師・シックネイルケアセラピスト 石田麻美の見解を交えながら、足裏にできるイボの見分け方や治療法、再発・感染を防ぐためのポイントをご紹介します。

魚の目(鶏眼)の特徴と、似ている別の疾患について解説します。

うおのめ(鶏眼)の特徴

  • 中央に芯のような硬い角質がある
  • 周囲が盛り上がっている
  • 圧迫時に痛みを感じることが多い
  • 足の裏や指の間、特に圧力がかかる部位にできやすい

似ている別の疾患と注意点

以下のようなものと見分けがつきにくいことがあります。

たこ(胼胝)

芯がなく、広く硬くなるが痛みは少ない。

ウイルス性いぼ(足底いぼ)

見た目が似ているが、圧迫すると中央ではなく周囲が痛む傾向、点状出血や皮膚線の乱れがあることが多い。

皮膚科で「ウイルス性のイボ」と診断された事例

以下の写真は、病院でイボ(ウイルス性)と診断された事例です。

対処方法

魚の目・たこの場合

ドクターネイル爪革命の施術でほとんど痛みのない施術が可能です。詳しくはリンクボタンをご参考ください。

ウイルス性のイボの場合

ウイルス性のイボの可能性が高い場合には、病院の皮膚科での治療が必要になります。ウイルス性のイボは、他の手足にうつる可能性があるので、早めに病院で診察・治療を受けることをおすすめします。

専門家の見解

『硬いから魚の目だろう』と思い込んで自己処理をしてしまうと、実はウイルス性のイボだったというケースが非常に多いです。間違った処置をすると、ウイルスが周囲に拡がり、複数のイボができる原因になることもあります。

また、イボのウイルス除去そのものは医療行為に該当します。安全かつ確実に治療するためにも、まずは皮膚科での診察と適切な処置を受けることを強くおすすめします。

魚の目かイボか自己判断せずに、少しでも不安のある方は、ドクターネイル爪革命までご相談ください。

私たちは、状況の見極めから適切なフットケア、そして必要に応じた医療機関へのご紹介まで、トータルでサポートいたします。

記事監修
石田麻美
石田麻美
(いしだあさみ)
プロフィール

・看護師/ドクターネイル爪革命 フットケア九州本店

・日本フットケア足病医学会 賛助会員

足の健康を守るために、正しい知識とやさしいケアを。 現場経験をもとに、安全で確実なフットケアを提供しています。

ご注意ください

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