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魚の目の芯を市販のスピール膏を使って自分で取ったのですが、その後の穴が痛みます。何か対処法はありますか?
状況によって対処方法が変わりますので、まずは正確に状況を把握することが大切です。
芯を取ったあとの穴が痛む場合
いくつかの可能性があると思いますので、以下に挙げておきます。物理的な刺激や圧迫による痛みなのか、炎症による痛みなのか、その他に原因があるのか、痛みの原因に応じた対処を優先します。場合によっては、なるべく早めに専門家へご相談ください。
物理的圧迫で痛むケース
スピール膏の成分であるサリチル酸によって、魚の目以外の皮膚にダメージを与えて痛みが出るケースがあります。魚の目の芯が深いと、芯がとれた後の穴も真皮層に近くなるので敏感になります。その場合は、靴やインソールを改善するなど、皮膚への刺激をやわらげる対処をおすすめします。芯が取れて穴があいたところは、なるべく強い刺激を与えないように保護し、皮膚が再生するのを待ちましょう。
魚の目の芯が取れたか分からないケース
また、「魚の目の芯が取れたかどうか分からない」という相談を受けるケースもあります。自分でスピール膏を使って魚の目の芯が取れたと思っていたら、実は芯がまだ奥の方に残っていたというケースです。
皮膚の深い位置(真皮層の近く)に魚の目の芯が残ってしまった場合は、自己流の措置は避けて専門家や医師に相談することをお薦めします。
魚の目ではなくイボ(疣贅)のケース
足の裏にできるイボ(疣贅)は、皮膚の中に入り込んでいることが多いため、小さいものだとウオノメと見分けがつきにくいことがあります。
特に、子どもの足の裏には「ミルメシア」と呼ばれる、ウオノメにそっくりなイボができることがあります。もし子どもの足の裏にウオノメのようなものを見つけたら、それはミルメシアである可能性が高いです。その場合、病院の皮膚科にいくことを推奨します。(医師の診断を受けましょう)
魚の目の芯を取った後の適切な処置は?
魚の目の芯が取れた後は、下の画像のようにぽっかりと穴ができますが、基本的に皮膚に傷はないので消毒など不要です。皮膚のターンオーバーで自然と穴は無くなります。
実際に、足の指にできた魚の目の事例をご紹介します。
上から「魚の目がある状態」「魚の目の芯を取った後、穴がある状態」「皮膚のターンオーバーによって穴が塞がった状態」の経過を撮影した画像です。
魚の目の芯を取らないとどうなる?
放っておくと痛みをかばうような歩き方をしてバランスを崩したり、高齢者だと歩かなくなって筋力が落ちてしまいます。
もし、スピール膏を使っていた方で、「芯が残ってしまったのではないか?」と不安を持っている方は、皮膚がふやけた状態が落ち着いてからドクターネイル爪革命にご相談ください。もし芯が残っていても、専用マシンを使って取り除くことができます。ただし、皮膚がふやけた状態では削ることができないため、状態が整ってからの対応となります。
歩けないほど痛みが強い場合は、無理をせずに出張訪問サービスの利用をおすすめします。施設や自宅への出張サービスがあります。
魚の目の芯の取り方(ドクターネイル爪革命の場合)
ドクターネイル爪革命には、水を噴射しながら角質を削る専用のマシンがあります。フットケアの資格を持つ専門家が魚の目の芯や周囲の固い角質を削ってくれるので、即日のうちに痛みが解消します。
魚の目の芯は皮膚の深い位置にあるため、ドクターネイル爪革命では切らずに”削り”ます。真皮層を傷つけないように丁寧に確認をしながら、痛みの元となる不要な角質の塊だけを削ります。